プラチナ万年筆 富士旬景シリーズ「春暁」入荷しました
プラチナ万年筆、新しいシリーズが始まりました。
富士旬景シリーズです。
「富士山をめぐる四季折々の景色と日本の美しい言葉からインスピレーションを得てデザインする」
その第一弾が「春暁」です。
サイトの案内にあるビジュアルを見ると、全4回でしょうか。季節ごとの富士を表現するのかなぁと思います。
で、その富士旬景シリーズの第一弾、「春暁」、入荷しています。
細軟1本と中字1本です。
この限定3776本。実は毎回ニブ毎なのか総数なのか気になっていたので聞いてみたところ・・・全種類のニブ含めた総生産数とのことです。
そして3776本限定生産のところ、メーカーに寄せられたオーダーは世界中から8000本以上とのことです。
今回ニブの種類は5種類。
ニブの種類によっては流通本数が少ないものも当然あることでしょう。
すごいですね。
河口の時もオーダー全数は入ってこなかったのです。
今回の春暁もですが。
蓋部分にあるのは、同梱の限定一筆箋です。今回のシリーズの案内も兼ねてます。
今回の春暁、前回の河口のエッセンスを引き継いでいます。
河口と同じ、キャップリングのエッチング加工。
立体感が全体を引き締めています。
左から山中、春暁
河口から始まった、キャップトップの富士山型ナット。
昨年の河口、富士山の色はシルバー、キャップはボディと同じ青い透明パーツでしたが、春暁はネオブラックメッキにマット加工を施した別パーツ。
河口の時は、はっきり見えた富士山ナットは春暁では光に透かさないとよくわかりません。言われないと富士山って気づかないかもしれません。
左から春暁、河口、山中
ボディに施されている光線彫りには溝にマット加工を施し、キャップと軸では本数をかえて絶妙なグラデーションを表現しています。このデザインがまた秀逸で、収納時に光に透かした時、キャップトップの富士山だけではなく、ニブもうっすらと浮かび上がるのです。
暁に浮かぶ富士山を表現した絶妙なデザインだと思います。本当に美しい一本です。
ボディの色はブルゴーニュより透明感がある赤。プラチナ万年筆は「アカツキイロ」と名付けています。
奥が春暁、手前がブルゴーニュ
眺めていて飽きない美しい万年筆です。
数が少ないので、お探しの方はお早めに・・・
春暁にあわせて、暁色を作る
プラチナ万年筆のサイトにもありますが、ミクサブルインクで暁色のインクがつくれます!
本来、万年筆のインクは混色NGとされていますが、プラチナ万年筆のミクサブルインクは混色することが可能なインク。
混ぜ合わせることで多彩な色や濃淡を作り出すことができます。
この時にあると便利なのが、専用のインク調合キットです。
残りのシリーズも軸色に合わせたブレンドが公開されるのかと思うと、とても楽しみです。
是非、万年筆と一緒にご注文ください。