ブングログ

手にした文具のことから本のことなど

万年筆スケッチ入門 届きました。

個人的に購入した

古山浩一氏の「万年筆スケッチ入門」が届きました。

氏の絵は趣味の文具箱でよく見ます。

ぱらぱら~と読んでみて

趣味の文具箱に絵を寄せているのだから、きっと万年筆で書いているのだろう。
じゃあ、万年筆でどうやって書いているんだろう・・・

そんな疑問と興味があって購入しました。

下書きはシャープで、その上を万年筆で実線ではなく点で描くというのが新鮮でした。
「清書の線は実線」という自分の中にあった固定概念を覆されました。

氏のような深く味のある風景画や人物画を描くのは、コレ読んでハイ!っとできるものではありませんが、(デッサン大事ですよねぇ)この本をヒントにして自分の描きたいものを描きたいなぁと思った次第です。


おすすめ万年筆とインク

本書で紹介されていた、パイロットの色彩雫

とても美しいインクです。
ボトルの佇まいも大好きです。
ミニボトルが3本で2160円なので、好きな色を組み合わせて3色セットにできるのが、いろんなインクを試したい、色インクマニアにはたまらんです。
仕入れる際に同色3個セットでの購入になるため、私は季節に合わせてできるだけ標準にない色を選んで3色選んでセットが作れるように仕入れています。

顔料インクは・・・プラチナ#3776のスリップシール機構搭載モデルを使っていても、なかなかそれに入れる勇気がありません・・・チキンですみません。

「うっかりダメにしたらどうしよう」とどうしても不安が拭いきれないけど、顔料インクが使いたい場合は、安価なプラチナ・プレビーがおすすめです。
しかしながら、繰り返しつかっていると、キャップが割れやすいのが難点です。
また細字になればなるほど、インクフローにストレスがたまるのは価格相応でしょうか。

そこで、そんなにストレスを感じず、万が一を考えて懐が痛まない両用式はパイロットのカクノ
セーラー万年筆の「ふでDEまんねん」(これはこれで面白いのでまたいずれ)
プラチナ万年筆の「プレジール」(メーカーコンバーター非推奨・使えるという噂あり)でしょうか。

いずれも1000円(税別)で入手可能です。

「プレジール」でしたら、顔料インクのカートリッジがあるので、水彩と併用したい場合には、プレジール+顔料インクカートリッジが最強だと思います。
セーラー万年筆の「ふでDEまんねん」でしたら、極黒カートリッジの組み合わせが良いと思います。