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手にした文具のことから本のことなど

パイロット ペンステーションミュージアムに行ってきました

都内に出たので、せっかくなので京橋のパイロット本社にある、ペンステーションミュージアムに行ってきました。

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平日、入場無料で見学できます。
 
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写真撮影もOKですが、夢中になってあまりほとんど撮ってません。
館内は蒔絵の万年筆コレクション、筆記具の歴史や構造など、長い歴史ある会社ならではのコレクションが揃っていました。
 
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矢立てが武将が戦陣に持参した硯箱が原点とは知りませんでした。
写真を撮り忘れましたが、かつて矢立ての軸に墨を入れて、自動的に筆先に墨をたくわえてすぐに書ける様にするコンセプトで作られた、まさに「日本的万年筆」のようなものも紹介されていました。
元祖「ふでぺん」と言えますね。
写真撮り忘れたの残念でなりません・・・・orz
 
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ちょうど、光圀伝 を読んだ後で、泰姫が江戸と京の水の違いの話をしている時に出てきた「水滴」ってどんな道具だろうと思っていたら・・・ありました。
読んでいる時の脳内イメージでは、小ぶりな醤油さし的なもので、水をチョロッと入れるのかと思っていましたが、もっと繊細でした。
 
色彩雫シリーズインクの試し書きコーナーがあり、初めてカリグラフィニブで書きました。
これは、楽しいです。
このニブの万年筆が欲しくなりました。
 
カリグラフィ用ニブはカリグラフィ書体しか書いてはならないという理はないのですね。実際に書くことができてよかったです。

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とてもたのしかったペンステーションミュージアムですが、残念ながら3月31日で閉館です。
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本社ビル建て替えに伴うそうですが、工事が終了し帰ってきた後のミュージアムの再開は未定とのこと。
これだけのコレクションです。是非復活して欲しいです。
 
もうあまり時間がありませんが、興味のある方は是非足を運ばれてはいかがでしょうか。