ブングログ

手にした文具のことから本のことなど

デルタ(DELTA) イタリアン・リージョンズ・コレクション 第6弾 エミリア・ロマーニャ 入荷しました

こちらも以前ご紹介していた、DELTAの日本限定モデル(各50本)

イタリアン・リージョンズ・コレクション エミリア・ロマーニャです。
実は5月末に入荷してました。

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食材の宝庫といわれ、とても豊かなイタリアの州、「エミリア・ロマーニャ
この地をイメージして、ブラウンとアイボリーのレジンを職人さんが1本1本丁寧に削りだして仕上げた1本。
シルバーリングの上にはイタリア国旗を模した3色のレジン。
とても美しい1本です。

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万年筆のニブは14KのFニブです。両用式でサービスインク(ブラック)が1箱ついてきます。

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こちらはボールペン。
この佇まい。うっとりします。
繰出しの機構はツイスト式。気持ちのよい動きをします。

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この限定モデル。どちらも各1本ずつしか在庫しておりません。
恐らく、6月9日発売の趣味の文具箱にも掲載されていると思うので、早期の完売必須です。

今月の終わりあたりに新しい限定モデルのお知らせができると思います。
どうぞお楽しみに!!

ペリカン(Pelikan) Classic M205 デモンストレーター ブルー 万年筆 Fニブ 入荷しました

5月の終わりごろに、以前ご紹介していました、ペリカン(Pelikan) Classic M205 デモンストレーター ブルーが入荷しました。

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限定生産5000本。
現在Fニブを1本在庫しています。
今後、EFニブ2本の入荷を予定していますが、時期がまだ未定です。

透き通るブルーのボディが美しい1本です。

ペリカンのくちばしをデザインしたクリップは、いつみても可愛いですね・・・
大好きです。

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ニブはスチールニブです。ペリカンのニブはスチールでも柔らかいなぁと思います。

写真はラリーから返ってきたら、ちゃんとしたカメラで撮り直す予定です。

今週末は・・・2016年JAF全日本ラリー選手権にいってきむす! なので臨時休業です。

先月末からずっと、今週末開催されるラリーの準備やらなんやらでバタバタしていて、ブログ更新ができていなかったのですが、
6月10日~12日に開催される、
2016年JAF 全日本ラリー選手権 第4戦
がんばろう!福島 MSCCラリー2016
に参加してきます!

公式サイトはこちら!(リアルタイムでのタイム速報もみれます)

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私はコ・ドライバーとして、38号車 「ゼウスジャパン♪SRランサー6」に乗ります。

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福島ラリーは全日本のなかでは、本州で開催される唯一のグラベル(未舗装路)設定のラリーで今からとても楽しみです。
今は舗装ラリーが中心ですが、やはり低ミュー路の土の上を砂埃巻き上げて走るグラベルラリーは憧れです。
クラスは選手権と関係ないイノベーションクラス。
10日金曜日の早朝から現地入りし、午後すぎまで「レッキ」という公式のコース下見。
ここで「ペースノート」という道の状況などを記したノートをドライバーと共につくります。

2日間、走り続けるために、車の準備や現地でサポートしてもらうサービス隊との打ち合わせや準備などが、昨夜ようやくひと段落しました。
がんばったよ。一番頑張ったのはドライバーの弊社代表。

私は今日からコ・ドライバーの持ち物を用意。
ペースノートや筆記用具、万が一の酔い止め(アネロン様最強)やご飯食べれない時のカロリーメイト(フルーツ味)

実は私、全日本ラリーに出場するの初めてなんです。
全日本デビューです。
選手権じゃないけど。
去年の全日本ラリーモントレーでは、サポートするサービス隊の方にいました。
(社長はドライバーしてましたが)

と・・・書いていると、なんだか緊張してきました。
でも、とても楽しみです。
今週末は仲間と共に、Enjoy! RALLY!!してきます。

なので・・・
東川口本店は、6月10日(金)・6月11日(土)は臨時休業をさせていただきます。
ネットショップですが、こちらも6月10日(金)・6月11日(土)はネットショップ出荷業務と個別のご対応をお休みさせていただきます。
6月9日(木)発送可能ご注文の締め切りは8日(水)13時までとさせていただきます。
それ以降のご注文商品の発送は、6月13日(月)より順次発送させていただきます。
ご注文は24時間受け付けております。
何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。

現地での情報や写真はできるかぎり(余裕と電波の届くかぎり)Instagramフェイスブックのゼウスジャパンページに載せる予定です。

あ・・・そうそう・・・
今回の福島ラリーは元F1ドライバー ヘイキ・コバライネンが参戦します!
すごいなぁ~F1ドライバーとラリーできるよ!!

緊張しすぎたり浮かれてないで、きっちり完走できるよう、頑張ってきます!!
応援宜しくお願いします!!

5月末~6月の新商品のお知らせ

DELTAの限定万年筆 インベルノ は弊社在庫分は完売しました。
ありがとうございました。

次回第3弾の日本限定レ・スタジオーニ・コレクションも入荷する予定ですのでお楽しみに。(発売日未定)
次回は夏をテーマにしたデザインになるかと思いますが、DELTAが日本の夏をどう表現するか、今からとても楽しみです。

さて、5月末から6月上旬にかけて、新商品が入荷予定です。

まずは、ペリカンClassic M205 デモンストレーター ブルー が近日入荷予定です。
5年前に発売された人気モデルの再販売なのですが、キャップトップを。クリップやリングと同じロジウムプレート仕上げに変更しての登場です。
少しだけお色直しですね。
本数限定で5000本の生産です。

DELTAイタリアン・リージョンズ・コレクション第6弾 “ エミリア・ロマーニャ ” の万年筆も今後入荷を予定しています。14Kニブの両用式です。
日本限定モデルで50本限り。当店にはFニブが1本入荷します。
とても素敵で美しい1本です。6月9日発売の「趣味の文具箱 38号」に写真が載るかもしれませんね。
なお「趣味の文具箱」は当店でも取り扱っています。

6月の予定ですが、神戸派計画のSUITO cleaning paperも入荷する予定です。
ペン先のインクの汚れをティッシュでふき取ることが多いですが、ティッシュの繊維がペン先に絡むこともあり、すこしイラっとするときも・・・
このクリーニングペーパーは「吸取紙」をつかっているので、インクの吸収性も抜群!折り線がついているので、筆おきにもなります。とてもユニークで素晴らしい商品です。

現在何本か在庫切れになっています、メリーメイドのガーデンコレクション・ボールペンが5月28日に入荷します。(奥のDELTA インベルノは完売しました)

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臨時休業のお知らせ 群馬県戦ラリーに参戦してきます。

5月14日(土)~15日(日)に開催される、JMRC群馬ラリーシリーズ 第2戦 あさま隠山岳ラリーに参戦するため、東川口本店は臨時休業いたします。

ネットショップも14日は臨時休業いたします。
ご注文は24時間承りますが、お問合せは発送業務などがお休みになります。

ご不便をおかけしますが、何卒ご了承のほど宜しくお願いいたします。

このラリーは県戦と呼ばれる初心者・中級者クラスのラリーなのですが・・・
なのですが、ラリーの聖地・群馬なだけに、全日本クラスの上級者クルーがワラワラ参加している、「なんで?」っていうぐらいハイレベルなラリーです。
おかしい・・・

この2戦目の「あさま隠ラリー」は大好きなラリーの一つで、土曜日に「レッキ」と呼ばれるコース下見、日曜日の朝から本番です。
夜間走行する設定があるラリーと違って、明るいコースで気分もよく、道を間違えるリスクも少ないのでいいですね楽ですね。(ナビ的に)

 

ネットでのご注文商品は、16日月曜日より順次発送いたします。

東川口本店は13日(金)は15時まで。
5月17日(火)より営業いたします。

 

今日は、ファーバーカステルの万年筆や、デルタのカートリッジインクなど入荷しました。

今月末にはデルタやペリカンの限定品も入荷予定です。

順次お知らせいたしますので、お楽しみに!

 

 

 

万年筆展いってきました。

5月2日に、千葉の国立歴史民俗博物館歴博にいってきました。

初めてです。
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昼前にのんびと出発。
京成佐倉インドカレーを味わい、徒歩ルートで敷地の佐倉城趾を登ります。
 
お目当は5月8日まで開催の特別企画展、万年筆の生活誌-筆記の近代-の観覧です。
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二時間あれば常設回っていけるよねーと、軽い気持ちで常設展示から入館。
模型とか凄くてじっくり見ていました。
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縄文時代のお面の作りに地域性を感じて面白いです。
 
15時半頃に、まだ第二展示室にいることに気づきます。
歴史としては律令制時代のあたりです。
このペースでみていると、時間足りないどころか間に合いません。
急いで企画展示室を目指します。
 
王朝文化や江戸時代など、大好物の時代を横目に一気にワープです。
 
というか、広い。
広すぎ。第六展示室まであるよ。
これ全部抜けてかないとたどり着けない?と軽く絶望しかけながら第三展示室を出たところで、企画展示室へのショートカットルートに遭遇。
ワープです。
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柳田國男の特別展も気になりますが、後回しです。
 
慌てすぎて写真撮り損ねましたが、到着です。
なお、常設展示はフラッシュたかなければ撮影OKでしたが、企画展はカメラ禁止。
展示品保護の為に暗めの照明。
万年筆の展示品ケースはスイッチ押して30秒間だけ点灯するけど暗め。
 
パイロットのペンミュージアム的な技術も含めた展示と違い、民俗学のアプローチから、万年筆を紹介しています。
万年筆が日本に入ってきてから、様々な会社が万年筆を発売したり、中学一年生の付録についていたり。
途上国の日本は、金銀細工では欧米には敵わない。なら日本の文化である蒔絵を施した万年筆を作ろう!という発想。
そこから今でも続く蒔絵の万年筆。
歴史を追ううちに、蒔絵の万年筆への物欲センサーが動きそうですが、美術工芸品のレベルなので手が届きませんね。
なにより管理も大変そうです。
やっぱり手にしたら使いたくなるでしょうし。
各社のセールスバッグや、官製はがき、チラシやポスター、看板。
万年筆が特別であり、憧れであり、日用の道具となって愛されているのがよくわかります。
 
エピローグは「書く」を問う。
(略)
文字を書くことは希望を記すこと
文字を綴ることは自分をみつめること
万年筆はそれを助けてくれる
そんな存在です
 
強く共感しながら会場を後にしました。
 
スマホやPCで文字や文を綴るのはとても便利です。
道具を握り、自分の手で書くことは、直感的でとても楽しいです。
 
ミュージアムショップでプラチナのバランスの試し書きしました。同じクラスのコクーンよりニブがしなやかです。プレビーやプレジールより柔らかく感じます。これは良いかも!(でもニブがプレビーみたい)プレジールより良いですね。
クリアのスケルトンボディだと、外からもインク色を楽しめると思います。
 
本展示会図録が売店で販売されています。
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この図録はオススメです。買いです。
説明が補完されているのもそうですが、薄暗くて見えにくかった万年筆も、図録に収録されてる写真なら綺麗に見れます。
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残り会期が僅かですが、一見の価値ありです。
 
歴博の常設展はまた日を改めて、もっと早い時間から行こうと思います。
市の博物館ぐらいの気分で行ったら、国なだけにスケールが違いました。
駆け足で見るには勿体無いです。
 
あと、敷地内何故かネコが多かったです。なぜだろう。
 

インクカートリッジの互換性

万年筆のインクカートリッジには、大きく分けて二つのタイプがあります。

 
ヨーロッパ統一規格と独自規格です。

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上からパイロット(独自)、プラチナ(独自)、ファーバーカステル(欧州統一)、パーカーショート(独自)、パーカーロング(独自)
似ているようで微妙に違います。

 
異なるメーカーでもヨーロッパ統一規格を採用しているメーカーのカートリッジは使う事ができます。(メーカーは保証してませんのでご使用は自己責任で)
 
独自規格のメーカーは、そのメーカー製のカートリッジしか使えません。
 
一般によく言われている範囲ですが、簡単にご紹介したいと思います。
 

ヨーロッパ統一規格

カートリッジにロングサイズやショートサイズがありますが、わりと使えるメーカーが多いショートサイズをご紹介していきます。
他社の万年筆に他社のカートリッジを使用するのはメーカーは非推奨ですので自己責任でお使いください。
 
AURORA(アウロラ
Cran d’Ache(カランダッシュ
DELTA(デルタ)
Pelikan(ペリカン
GRAF VON FABER-CASTELLファーバーカステル
Kaweco(カヴェコ)
OMAS(オマス)
VISCONTI(ヴィスコンティ
WATERMAN (ウォーターマン
ONLINE(オンライン)
MONTEVERDE(モンテベルデ)
MONTBLNC(モンブラン
STAEDTLERステッドラー
Montegrappa(モンテグラッパ
YARD・O・LED(ヤード・オ・レッド)
S.T.Dupont(エス・テー・デュポン)
OHTO(オート)
 
この中の国際標準規格のもの(※マーク)は同一のサイズ・容量が共通化されているそうで下記の記事が詳しいです。

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

独自規格

プラチナ万年筆
パイロット
セーラー万年筆
LAMY(ラミー)
SHEAFFER(シェーファー)
CROSS(クロス)
PARKER(パーカー)

これらはそのメーカーの万年筆とカートリッジの組み合わせでないと使えません。

 好きな色で書きたい!

使っている万年筆メーカーで使いたい色のカートリッジがない場合は、その万年筆に適合したコンバーターを使用します。
コンバーターがあれば、パイロットの万年筆にペリカンのインクとかも使えます。
統一規格でもコンバーターは各社純正のものを使用する方がトラブル防止になります。
 
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コンバーター 上から、セーラー万年筆、パイロット、プラチナ万年筆
 

インクの色替えは必ず万年筆をクリーニングしてください

今お使いの色と別の色が使いたくなったとき、必ず万年筆のペン先のクリーニングをしてください。
クリーニングの方法は簡単です。
カートリッジを抜いた首軸(ペン先)を水またはぬるま湯を入れた容器に入れておくだけです。
万年筆のインクの染料は水に溶けるので、急いでいなければ水が汚れたら水を入れ替える・・・これを水が綺麗になるまで繰り返します。

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パイロットのカクノの説明がわかりやすいです。

その後しっかり乾かします。
私の場合ですが、だいたい1日ぐらい放置して乾かします。

急いでいる時は、スポイトで少しずつ水を流しこんだり、両用式でコンバーターをお持ちなら、コンバーターで吸入させて戻して洗浄する方法もあります。
あと、別の方法もあります・・・(いずれご紹介)

吸入式の写真は今使っているものを入れ替えるときにまたご紹介します。

顔料系インクと古典ブルーブラックは長期間放置して内部で完全に乾燥すると、水にほとんど溶けないそうで、水での洗浄ができません。専用のクリーニングキットを使ったり、メーカー修理になりますので気をつけてくださいね。


ゼウスジャパンでは取り扱っているメーカーのカートリッジやコンバーターを取り揃えるように心がけています。
インククリーナーキットも取り扱っていますので、お問合せください。